最近、お客様から頭皮が痒い!と言われます。季節的に乾燥する時期もありますが、頭皮の雑菌が痒みを引き起こすというお話を少しさせていただきますね。
頭皮の痒みを引き起こす最大の原因は「頭皮に雑菌が繁殖して炎症をおこし、その部分が痒くなる」と言われています。
洗髪をしないというのはもってのほか、洗髪をしないと頭皮に皮脂が溜まります。皮脂は雑菌にとって格好の餌食になりますので、大繁殖する原因になります。
しかし、洗髪をきちんとしてもやり方を間違えると結局痒みを引き起こす原因となりますので、長文になりますが、正しい方法をお伝えしますので、興味のある方はぜひお読みください。
1・適切な温度で
40度を超えるような温度は頭皮が軽い火傷の原因になりやすく、炎症がおき痒みの原因となりますので皮脂を溶かすベストな温度は38度といわれています。
2・シャンプー・コンディショナーの原液を直接頭皮につけない
シャンプーに含まれる起泡剤などの刺激物やコンディショナーに含まれるシリコーンなどを直接塗ってしまうと原液が毛穴の奥に入りこんでしまうため、きれいに洗いながせません。
シャンプーをつける時はまず手でしっかり泡立てて、コンディショナーは髪の毛だけにつける意識で行ってください。トリートメントは特に気をつけて!
3・爪を立てて洗わない
痒みがあると爪を立てがちですが、頭皮は柔らかいので爪のような硬いものでこすると傷める原因になるので指の腹で優しく擦るか、揉み込むように洗うとベストです。
4・すすぎはしっかりと
最後に当然ですが、シャンプー後はしっかり洗い流します。シャンプーが頭皮に残っているだけで炎症を起こす原因になりますので、すすぎ残しがないようしっかり(約3分)洗い流しましょう。
この4つを意識されて洗髪されるとだいぶ痒みが改善できると思いますので、読まれた方はぜひ今日から実行してみてください^_^